㈱公共設計　建築フォトブログ

病院は、患者や家族だけでなく、さまざまなスタッフや外部業者が出入りする施設です。


中には薬品、医療機器、患者情報などの厳重に管理すべき物品も収容します。


それだけにセキュリティの考え方は重要になります。



今回計画した　すずかけセントラル病院　では、職員が鍵を使わずに済む計画を求められました。

具体的には鍵の変わりに、カードキーやテンキーを設置しています。








このカードキーのメリットはいろいろあります。
・スタッフが携行しているIDカードとの兼用が可能
・紛失やスタッフの入替わりに対するセキュリティ対応がしやすい
・中央管理が可能　　　...etc


上記に加え、本計画ではカードキーによる出退勤管理や職員食堂の精算、重点管理室への入退室管理も出来るようになっています。


デメリットは、
・通常鍵に比較して設置コストがかかる。
・停電時の対応と検討が必要（今回はもちろん自家発電源としています。）


物騒な世の中ゆえ、気を使う部分です。