2008年08月20日

「もう一つの家」としての施設づくり

重症心身障がい児(者)施設 聖隷おおぞら療育センター

身体的・知的に重い障がいを持ち、様々な理由で家族との生活が困難な方々を、家庭で暮らしていたときと同じような生活ができるよう援助することを目的とした施設です。

「もう一つの家」としての施設づくり

【設計コンセプト】
入所者の障がいレベルを、小規模生活単位とするために、4グループに区分、それぞれをユニット化し、グループホーム的考え方を取り入れました。
ユニットは、それぞれリビング・ダイニングルームを囲んで1~6床が、さまざまなパターンで配置されています。
建物全体は低層として、勾配屋根を架けることにより、ボリュームをおさえ、落ち着いた雰囲気としました。



「もう一つの家」としての施設づくり
道路側からは建物を雁行させ、圧迫感をなくしました。

「もう一つの家」としての施設づくり
入所部門 「うらら」 リビング

「もう一つの家」としての施設づくり

【施設概要】
入所・短期入所部門
 西棟  だいち・あすか・すばる
 北棟  はるか・うらら・こだま         
 訓練外来棟
 訓練部(小児リハビリテーション部)
 外来診療室
通所部門
 もみの木
 ひかりの子教室
 あさひ
 地域交流スペース
 地域活動室・地域交流室・ボランティア活動室・宿泊室
 エレベータ棟
 ホール・厨房・職員休憩室




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