2012年02月22日
聖隷浜松病院工事記録 第5回
聖隷浜松病院第4期増築工事 新棟1期部分のマットスラブが完了し、
免震装置が配置されました。
免震装置の配置は構造計算に基づき、天然ゴム系積層ゴム支承、
錫プラグ入り積層ゴム支承、弾性すべり支承、直動転がり支承
の4種類の免震支承を使用しています。
全景
天然ゴム系積層ゴム支承
注記)錫プラグ入り積層ゴム支承はこの中心に錫でできたプラグが入っています。
弾性すべり支承
注記)すでに上部PC躯体が設置してあります。
本体は、隙間部分に設置してあります。
直動転がり支承
免震装置下部のコンクリートは非常に重要な部分です。
コンクリートを確実に充填するため、事前モックアップを5回行い、
充填率99%以上を確認し実際の施工を行いました。(設計基準は95%)
※コンクリートの打設時の施工方法を微調整し、改善していき、
ほぼ100%に近いところまで充填できる方法と手順を確立しました。
ここまでいくと、職人の意地ですね。
タワークレーンが設置されています。
いよいよ、上部躯体工事に移っていきます。
浅井
Posted by kokyosekkei at 17:51
│聖隷浜松病院第4期