2011年05月12日
免震装置の製品検査
現在進行中の 『聖隷おおぞら療育センター3号館』 増築工事の現場だよりです。
2011年3月、免震装置の製品検査のため、相模原市の製作工場に行ってきました。
今回の免震は「積層ゴムアイソレータ」と「弾性すべり支承」の組合せで構成されています。
弾性すべり支承の下部に設置される「すべり板」です。
この写真ではビニールシートで養生されているのでわかりませんが、2m角のステンレスの滑らかな板です。
すべり支承の動きを妨げないよう、傷や凹凸には細心の注意を払って製作されています。
積層ゴムアイソレータの性能検査実験の状況です。
基準面圧相当の荷重をかけ、荷重振幅±30%を3サイクル加力したときの変位値を計測して性能を判断します。
分かりづらいですが、黒い積層ゴム部分が左に変形しているのが見えます。
今回使用している「積層ゴムアイソレータ」の模型です。
鉄板と天然ゴムが何層にも積層されています。
[加藤]
Posted by kokyosekkei at 18:30
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