木造建築実績

kokyosekkei

2017年04月05日 10:53


【周囲の風景に溶け込むように建つ 春野共同センター】

天竜美林として知られる地元春野産の杉と桧をふんだんに使いました。

「地元春野産木材を積極的に使用し、地域の木の文化を背景とした風景づくりが実践されている」と評価を受け、「平成19年度静岡県都市景観賞・優秀賞」に選ばれました。

また、全国初「空気集熱式ソーラー除湿涼房システム」を導入した建物です。













内装にも春野産の木材を使用しています。
美しい木目は、五感に良い刺激を与えてくれますね。







春野の町で育った木をありのままの姿で使いたいと、価格の高い大きな柱ではなく、一般に流通している大きさの柱を4本組み合わせて使い、ポイントとなる場所にだけ大きな1本の柱を使うという工夫を凝らしました。


木材は調湿性や弾力性、熱伝導性、芳香性など多くの長所のほかに、製造や解体にかかるエネルギー、輸送にかかるエネルギーまで考慮に入れると、地元材を使った建築は、「環境を守る」「地球温暖化防止」への大変有効な手段です。











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